大学病院の院内学級での紙芝居☆

大学病院の小児科病棟にある院内学級で、紙芝居をさせていただきました。

先生が感想文を送って下さったので、一部を紹介します^^


 一年かんで 一ばん たのしかったことは、

 空いろのかまきりの かみしばいを見たことです。

(小学一年生の女の子が書いた感想文の冒頭の部分。)


器械や点滴のチューブを繋いだ小さな手で

書(描)いてくれたんだなぁ

このあとにも、感じた事をたくさん書いて、

絵も可愛く描いてありました。

がんばったね!ありがとう!!


「一年かんで 一ばん…」


と、書いてあるという事は

それだけ長い間 入院しているという事…


難病を患い、長期入院を余儀なくされ、

いつも辛い治療。


少し元気になっても、

病院からは、なかなか出られない退屈な日々。


窓から見えるのは、

四角いカタチの空。


そりゃ… 気持ちも曇るよね


だから、

紙芝居をはじめるとき、

みんなの表情は、

どんより目が曇って、

当然だけど、元気が感じられませんでした。


紙芝居をして、

自分の入院時代のお話しをすると、

次第に、

みんなの目がきらきら輝いてきて、


生きる力が湧いてきた・・・かのような、


イキイキと明るい【light】表情を見せてくれました。


里みちこさんから教わった

【enlighten】

という言葉を想い出しました☆


人生の道標


辛い毎日の今は、

「がんばれ」なんて言葉、

言われても届かないと想う。


でもね、

みんなは将来、

辛い想いをしている誰かに

勇気を与える力を持っています。


人を励ませる大人になって下さい。


いつか元気になったら、

みんなは、

それが絶対に出来る。


だけん、

今はつらかけど、

みんな

生きるとよ。


きみたちは

希望の光だ☆



( 動画:川嶋あい『カケラ』)

〜風の紙芝居師〜たけちゃん☆の旅

紙芝居『空色のカマキリ』 モアとどんぐりの森 編(2008作) の上演と講演活動を続けています。

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